小学校入学前後から、「考えるチカラ」を身につけられるアプリ教材といえば、Think!Think!(シンクシンク) ですよね。
なんとこの度は、その開発元の花まるラボから、中学受験用の対策が出来る新しいアプリが公開されました。
その名も、究極の立体<切断> だそうで、公式サイトがこちらにあります。
一体どんなアプリなのか、見ていきたいと思います。
もくじ
旧来の紙教材のせいというか教えるのが難しいせいというか、「立体」の問題が解けなくて四苦八苦する人が多いのは何となくわかる気もします。
簡単な立方体ぐらいなら、紙の上に図示することができてある程度は理解できますよね。
ただ、立方体から少し複雑になっていくと紙教材の限界にぶち当たって、立体の問題への苦手意識がどんどん膨れ上がっていきます。
限界というのは2次元の中で3次元を表現することの限界なので、物理的に・理論的にとっても難しいことなんですねぇ。
そんな中で、立体が苦手な方の特効薬になる可能性があるのが最近増えてきたタブレット端末の教材アプリですね。
中でも、「立体の問題」かつ「中学受験用」に特化したこの究極の立体シリーズ、刺さる人にはめちゃくちゃ刺さる気がしますね。
どんなアプリかは上にあげた公式サイトにもありますが、Youtubeで動画も公開されています。
アプリを立ち上げると、トップのタイトル画像やローディング画面のあと、次のような問題選択の画面になります。
各画面に10問の問題があって、横にスワイプすることで10個の画面に、最終的には合計100個の立体問題が表示されることになりますね。
問題選択の画面で、右上を見ると?マークのついたヘルプページと、ベルのお知らせっぽいボタンがありました
?マークの方を見ると、このアプリを攻略していく(立体の切断の問題を解けるようになる)ための考え方が載ったページが表示されます。
中学受験を受ける側もそうですが受験生のパパさん・ママさん、ご存知でしたか?
とっても大事そうな情報なので、暗礁でもして頭に叩き込んでも良いかもしれません。
問題選択の画面からもう1つ、ベルのマークをタップするとこの画面が表示されます。
もしもアプリがおかしな挙動をした場合などは、ここから花まるラボの公式に問い合わせられうようですね。
そして、上の画面を見ると気になる文言がありました。
「問題集のお申し込み」とあります。
公式サイトにも次のように書いてあり、どうやらアプリ購入者は紙の問題集を無料でもらえるようですね。
最終的にやはり受験本番は紙で出題されるので、アプリで立体のイメージが出来るように練習して、さらに試験に備えて紙でも練習できるようにという配慮ですね。
受験生の家族にとってはありがたい配慮だと思います。
最初の問題を選択すると、次のような画面が表示されます。
そして、問題を解いた後の画面がこちら。
ミッション形式でゲーム性もあります。
が出来ると星が3つになるようですね。
その下のボタンは、
でした。
この究極の立体<切断>アプリは、無料ではなく3000円の買い切りのアプリとなります。
月額課金とかではないので、必要な人が必要なタイミングで購入して使用するのが良いと思います。
まー、受験の準備の時期に焦って問題集を無駄に買い漁っていると3000円どころか、5000円とか10000円とか使ってしまう可能性はありますよね。
このアプリだと、紙の問題集の欠点を補ってくれるので、良い買い物だと思いますよ。
大事な受験を控えて、ケチっている場合ではないかと思います。
今なら(?)紙の問題集もついてきますしね。
タブレットのアプリ教材や、ゲーム自体に慣れない人は最初はどのように操作したら良いか戸惑うこともあるかもしれません。
こんな感じで解きましょう。
最初は、問題の画面の右下にある、切断の3原則のマークがどれも選択されていないので、まずはそれを選択するところからですかね。
原則その1が未選択状態の画像です。
続いて、原則その1が選択された状態です。青系の色がつきましたね。
上のように、切断の種類を選択したらその後で立体の面を選択していきます。
立体をスワイプ操作すると回転されられますが、この面だと思ったらタップしましょう。
まずは切断の原則を選んだ状態。加えて、立体の3箇所にピンク色の点もありますね。
続いて、立体の上面をタップした状態。ピンクの点が2つあったので。
さらに、立体の横の面もタップしている状態の絵です。
ということで、ピンクの3点を目印に、直方体の面をタップすると問題が解けることになります。
まー、紙でもアプリでも、最初は慣れが必要ですよね笑
最初のうちは切断の第1原則(青色のボタン)だけを使う問題ばかりですが、少し進んでいくと黄色の第2原則・赤の第3原則も使うようになります。
さらに慣れが必要になってきます。
同じ面をタップしても、第1原則・第2原則を間違えると正解にたどり着けなかったりします。
感覚的には例えば 青でタップ→青でタップ→黄色でタップ→青でタップ とかもありましたね。
ただそれっぽい面を選ぶだけではなくて、順序が大事になってきます。
これによって、立体の問題に取り組むときの考え方の順序が身につくのかと思います。
このアプリは中学受験向けに作られているので、小学生低学年とかだと難しいかなーと思います。
そんな時は、同じ花まるラボが開発しており無料でも遊べるシンクシンクもオススメです。
関連記事>>>有料化の価値は?Think!Think!(シンクシンク)のリニューアルまとめ
例えば、次のような問題はまさに立体問題の基礎を身につけるにはうってつけかなと思います。
関連記事>>>Think!Think!(シンクシンク)のゲーム・問題一覧
ということで、花まる学習会グループの花まるラボが新しく中学受験生向けに開発した究極の立体シリーズの第1弾<切断>について書いてきました。
時代の流れ的にどうしても立体的な問題は重要さが増していくのだと思いますが、教える側もコツが分かってないととても大変なんですよね。
タブレット教材は、紙の教材の欠点を補ってくれるのでこれをうまく駆使して勉強できるかどうかは、子供だけじゃなくて親にも関わってくるナイーブな問題だと思います。
ステキなアプリはどんどん使っていきましょー!